徒然日記

映画、小説、日々の生活などで自分の感じたことなどをその時の気分で書いてます。

屋外での化粧について

やっとDellからパソコンが届いた。金銭的な問題からそこまで性能の高いマシンではないが、それでも十分に快適である。

ということで、またぼちぼちとブログを書いていきたいと思う。

 

それでは本題。

最近大都会東京に越してきてよく見る光景の一つに、電車内や街中などで化粧をしている女性たちの姿がある。

僕は女性の化粧とはとても大切なものであると考えている。

例えは適切ではないかもしれないが、化粧とは服と同じだ。すっぴんという裸の上に、化粧という服を着る。街中を裸で出歩く人は居ない。また化粧というのはTPOで変化させたりするので、ある種の礼儀とさ捉えることができる。

これが僕の化粧に対する持論だ。だからこそ、化粧というはできる限り室内で済ませて欲しい。

もちろん、化粧というのは人によっては結構な時間を要したりするし、朝の忙しい時間に電車に乗り遅れるのをさけるために完璧に終わらせるのが難しいという人もいるのかもしれない。それならば、目的の駅は目的地近辺のお手洗いの中などを使ってやれば良いと思う。

また、化粧をしているのは礼儀などではなくただ自分を自分の知り合いや友達や恋人に綺麗に見せたいだけであり、電車や街中の他人など眼中にないという意見もあるのかもしれない。

それにしたって、電車内や街中で化粧をしたり化粧直しをするのはどうだろう?

ここで一つだけ誤解をされないように言っておきたいのだが、僕は別に外での化粧を見てイライラなどはしていない。寧ろ女性は大半の男と違って化粧という一手間を取られて大変だと思っているくらいである。上記の件についても、ただ腑に落ちないだけだ。

どのような心境であっても、女性が化粧をする動機は『他者からの自分の外見的評価を高める』というのが根本であるはずだ。だがしかし、外で化粧をしている様ってそれだけでブサイクじゃね?

そんなわけで、外で化粧をする女性を見るたびに『なんか根本的に間違っているよな』とか思う今日この頃でした。

東京

久々の投稿!

ここ最近、引っ越しの関係でバタバタとしておりました。
それだけならまだブログも投稿出来たはずなのですが、そんな折になんとパソコンが天寿を全う!
急遽買い換える事になったのですが、家電量販店で吟味している暇などナッシン!
というわけで、僕らの味方のDellさんにて注文をしたのですが、なんとパソコンが到着するには半月ほど日数を要するorz
しかし、そこは『スマホもあるし、まあいっか』と深く考えずに確定。

そして現在『やっぱパソコンが無いと不便やん!』
という状況に陥っております。

そんなこんなで更新をする気が起きなかった僕は
けれど気まぐれに初めてスマホでブログを書いております。

そんな長くなった前置きを終了させて本題。

田舎者の自分にとっては都会に住むという興奮が50%。都会人恐ろしくんじゃないか?という恐怖が30%。家賃高ぇ!という驚きが20%で構成されながらの上京。

しかし住んでみると、都心部やその近辺の市は確か
に僕のイメージしていた都会っぽいが、離れると案外僕が住んでいた某田舎県と変わらない場所もあったりしました。
外を出歩けば芸能人の一人くらい見るんじゃね、とか思っていましたが、そんな事もありませんでした!

しかし、東京都民のイメージは僕が抱いていたものと大きく離れた感じはありません。
勿論、人の良さそうな方や道のわからない僕に親切にしてくれた方も居ました。

最初は東京の人も思ってたより悪く無いな、なんて思ってたですが、その期待は夜の電車に乗った時に打ち破られました。

生憎、午後7時頃で社会人の方の帰宅ラッシュに時間が重なってしまったのでしょう。駅構内には人、人、ヒト。
天空の城ラピュタムスカ大佐のあの有名な台詞を思わず思い出しました。

その人の多さに圧倒されながらも目的のホームまで移動する最中、果たして何人の人が僕とぶつかったことでしょう。
いや、実際にはぶつかった人数はあまり関係がありません。明らかにキャパシティを超えているのですから、そりゃあぶつかります。
問題はその時の対応。

田舎者の僕は誰かとぶつかる度に「あ、すみません」 と声を出して居たのですが、相手方はぶつかった事などまったく気にすることなく彼方へ。

しばらくして注意して周囲を気にしていると、誰もがそんな感じるで、ぶつかっても「すみません」など何かしらのアクションを起こす人はとても少数でした。

また電車内でも、満員状態ならいざ知らず、都心から離れて大分スペースに余裕が出来た時でさえ、僕が肩から掛けていた鞄をそのまま持っていく気なのかと疑うほど、僕の鞄に体当たりをしながら降りていく都民のなんと多いことが。

まるでギリギリまで道を研ぎ澄ましてコーナリングするF1レーサーのように、その方々は極力自ら避けようとはしません。
寧ろ自分が進もうとしていた道の上に居た僕が悪者のよう。

もう大分空いてきてスペースあるんだから、背後からぶつかってくるような真似しなくてもいいじゃなですか。
東京都民恐 ! みんな生き急ぎ過ぎじゃね!?

とはいえ、郷に入っては郷に従え。元々東京に生まれそしてずっと東京で暮らしてきた訳では無く、僕は上京組なのです。つまり、他県から勝手にやって来た外様ということです。

なので、こういった不満や愚痴は出ますが、それとは切り離して、これは僕の方が東京という環境に順応していかなけてばならない問題です。

ふと、喧嘩家業というマンガのユウちゃんが言ったこの台詞が思い出されてきました。
「陽側のぬるい奴ら」

どうやら僕も、相当にぬるい人間だったようです。

何だか支離滅裂になっていますが、パソコンと違ってスマホでは削除して書き直したり文章のチェックしたりがめんどいなので、もうこのおそらくは滅茶苦茶な文章のまま投稿します。

こんな人間なのに、東京での生活大丈夫かな?
まあ、でもいずれは馴れるでしょ。

客の自由か?店の自由か?

news.livedoor.com

 

こちらの記事を拝見したので、自分なりの意見を。

 

自宅での食事ならまだ大丈夫だが、外食なのに出されたものを残したり好き嫌いをするのはマナー違反だと僕は考えております。

てか、食べれないものがあるなら最初から頼むな

というのが僕の持論。

というかこのニュースで話題になった衣をはがしてとんかつを食べようとした人は、そもそもどうしてとんかつ屋になんて入店して、そしてとんかつを頼んだのか。

とんかつ屋といえど、おそらくは別のメニューもあったはずだろう。とんかつの衣が無理なら、最初から別の料理を注文すれば良かったのに。

 

しかし先の持論と矛盾するかもしれませんが、客にもある程度の自由はあります。料理といえど、金を払って買ったもの。それをどう食べようが、それは購入した人の自由。

もちろん、包丁を買ってそれで人を刺すなんてのは言語道断です。ですが、仮にミネラルウォーターを購入した人が居て、それを自分で飲もうが、花の水やりに使おうが、食器を洗うのに使おうが、風呂の水に使おうが、それは購入した人に自由があります。

なにかを購入するというのは、その時点で、その商品の権利を相手に譲渡してしまうということだからです。

 

そういった点で、衣をはがしてとんかつを食べようとするのも、その客の自由です。けれど、そのニュースの記事に乗っていた加藤さんのコメントにもあるように『お客様は神様』みたいな考えがあるかもしれませんが、決してそんな事はありません。

その食べ方を見て店主の方が不快に感じたのなら、店を出て行けと追い出すのは店主の自由です。もちろん、金銭を要求してはいけません。食券などで先にお金を受け取っている場合は、速やかに返金する必要があります。なぜなら、先に述べたように金銭を受け取ってしまえば、とんかつの権利を客に譲渡したという事になってしまいます。しかし、お金さえ受け取らなければ、そのとんかつの権利はまだ店主にあります。その店主が出て行けと言ったのならば、素直に出て行くか、あるいは衣をはがさずにきっちりと食べるかの二択を客はしなければなりません。

 

僕もアルバイトなどで経験がありますが、どうも最近は客という立場ならどんなクレームやどんな要求やどんな行動も許されるというような風潮があるように感じます。もちろん、そういった人は極一部にすぎないでしょう。しかし、その極一部の人の所為で、不利益を被っている店や店員や客は多くいるかもしれません。

 

繰り返しますが、お客だから何をしても良いわけではないのです。誰しも食事くらい楽しくしたいはずなので、店側に必要以上に気を使えとはいいません。ただ、店員とて人間です。不快な行動を取られたら、相応に接客態度なり提供スピードなりを損なう可能性は十分にあります。

皆が嫌な思いをしなくて済むならそれが一番でしょう。

なので、こっちは金を払っている客なんだ。こっちは店を構えてお前たちに来させてやっているんだ。というのではなく、店は客の、客は店の自由をある程度尊重しながら、つつがなく日常を送るのがベストなのではないでしょうか。

 

そんな訳で、客と言うだけで無駄に態度のデカく、無駄に偉そうで、無駄に大声で文句を言う人は出来ればコンビニには来ないで頂きたい。「見れば分かるだろう」じゃなくて、タバコや酒の年齢確認ボタンくらい何も言わずに押してください。いや、マジで。

近年の邦画の実写映画についての偏見と個人的見解

最初に言っておきますが、この記事はただの僕の愚痴ですので、あしからず。

 

では本題。

近年、邦画は【その実写化はちょっとムリなんじゃね】というようなマンガを原作をした作品が多いように感じます。近い所では『テラフォーマーズ』ですかね。

 

では、何故そのような作品を実写化するのでしょうか?

あくまでも個人的な見解ですが、その理由は主に三つあるのだと思います。

一つ目は、人気作というのはつまりそれだけ固定ファンが居るので、一定数の売上が簡単に見込めるということ。興行収入やDVDやブルーレイなどの売上に対しての最低ラインにある程度の予想が付けば、予算などを組みやすく、出来るだけ被害を少なくすることが可能です。

二つ目は、原作の宣伝になるということです。原作を出版している出版社にとっては、原作の売上が伸びる=会社の利益に繋がるということですからね。

三つ目は、ある程度のストーリーが完成しているので、キャスティングがやり易いということ。例えば今話題の広瀬すずさんや山崎賢人さんを主役にした映画を作りたい時に、ゼロから脚本を作っていては撮影期間的に上手くキャスティングが出来ない。その点、原作が既にあれば撮影期間もその分縮小でき、今話題の役者さんをキャスティングしやすいのだと思います。

 

これらの理由から、原作がある実写映画というのは作られているのだと、僕は勝手に考えております。

そして、そのような原作付の実写化作品の宣伝を目にする度に思うのが、【制作側は本気で良い作品を作り気あるの?】ということです。

 

これもあくまでも個人的な見解ですが、例えば洋画の『バットマン』や『スパイダーマン』や『X-MEN』などは、質の高いCGや演出などを駆使して、原作の世界観をしっかりと構築し、原作ファンからもディスられないような魅せ方を頑張って創り出していると思います。

しかし、邦画はそうではありません。「何年前のCG技術だよ」と言ってしまいそうな質の高くないCGや、対して役作りもされていない出演者を見る度にげんなりとしてしまいます。制作者は金を掛けてCGの質を上げて、出演者はクリスチャン・ベール並に役作りをしろよとついつい思ってしまいます。

 

もちろん、マンガや小説の実写化それ自体が悪いとは思っていません。実写化でも面白い作品は沢山あります。個人的には『デスノート』や『テルマエ・ロマエ』は面白かった。特に後者の『テルマエ・ロマエ』は良かった。阿部寛さんや北村一輝さんや市村正親さんなど、顔の濃い役者さんをキャスティングしたり、古代ローマを彷彿とさせるような背景等々、制作側が面白い映画を作ろうとしているのが伝わった気がしました。

 

また制作側だって、青天井の製作費があるわけでは無く、不況の中でなんとか資金をやりくりして面白い映画を作ろうと頑張っているだろうというのは理解しているつもりです。出演者含めそれに関わっているスタッフは全員、きっと僕には想像もつかないくらいに努力をしているのでしょう。

 

だが、それも承知の上で、僕はここで言いたい。

「製作の裏側の苦労なんて、映画を視聴する客には関係ねぇんだよ」

 

ぶっちゃけ、僕はこのように思っております。というのも、僕はただ面白い映画が観たい。そして、それに感動したり興奮したりして楽しみたいのです。だから製作費が少ないとか、時間が足りなかったとか、望んでいたキャスティングが出来なかったとか、そんなことはどうでもいいのです。

もちろん、嫌なら見るなと言われればそれまでです。客側である僕らは、観るor観ないの選択は自由なのですから。

なので、冒頭で普通にディスった『テラフォーマーズ』を僕は観ていません。

 

しかし我が儘なことに、僕は観ない癖にそれでも不満が出てしまうのです。

そして、近年は明らかに無理な実写化を続けていると文句を言いたくなったのです。

 

少し前の『暗殺教室』や『進撃の巨人』。それから、まだ公開していませんが、『キングダム』や『鋼の錬金術師』も実写化するとのこと。僕はこれらについて文句があるのです。いや、寧ろ文句しかありません。

「おい、そうじゃねえだろ!」

 

まだ公開もしていない映画に文句を言うのもなんですが、『キングダム』や『鋼の錬金術師』を実写化して、果たして原作ファンを含めた観客を満足させることが出来るのであろうか。出来るはずがない。

暗殺教室』や『進撃の巨人』の失敗から学べよ!

日本映画はクオリティの高いCGが必要な映画はまだ難しいって。『暗殺教室』はそこそこの興行収入があったらしいけど、それだって一定数はいるであろうジャニーズファンをおかげじゃないの? 作品の質自体には満足したの?宣伝映像みるかぎり、殺せんせーのCGすごくちゃちだったよ。

進撃の巨人』だって、立体機動の演出は『アメイジングスパイダーマン』くらいは頑張ってくれよ。てか、演出って感じならその二つは結構同じ感じじゃない? 参考にできただろうが!

 

きっと『キングダム』や『鋼の錬金術師』が公開された曉にも、僕は同じような文句を言っていることでしょう。てか、『鋼の錬金術師』に至っては地雷臭しかしない。いや、地雷は地面に隠れて埋もれているものだから、『鋼の錬金術師』の実写化は地雷ではない。ただの爆弾だ。

 

そんなわけで、制作側はマンガなどを実写化する際は、原作をめちゃくちゃ読み込んで、そして金をぶっこまないといけないところと、案外低予算でいけそうな部分をはっきりとさせてくれ。そしてそれができたら、ちゃんとその通りに予算をぶち込む。CGに金が必要ならそこに。演出上絶対にここをロケで貸切りたいというならそこに。そういった感じで金を使ってくれ。

まかり間違っても、その作品のキャラに似ても似つかわしくない役者のキャスティングには金をかけるな。どの作品とは言わんが、色白キャラに地黒の役者さんを使うな。髪型さえ似せれば良いとか思ってんじゃねよ。原作ファンをなめてんのか! 

 

そんなわけで今回は僕の愚痴の垂れ流しとなりましたが、まあほとんど誰も見てないといっても過言ではない弱小ブログなので良いでしょう。

とりあえず某映画評論で100点満点中5点が付くような作品が少なくなることを切に願っております。

ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』の感想

木曜の夜9時からスタートしました、ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』を観た感想をぽちぽちと。 

 

簡単に説明しますとこのドラマは、個人ではなく企業からの依頼を専門に受ける企業法務弁護士――ビジネスロイヤーというそうです――に焦点を当てた連ドラで、竹野内豊さんと松雪泰子さん元夫婦であり同じ会社のライバル弁護士という設定で主演をされています。

 

内容としてはまず、主役の二人だけでなく、脇を固める國村隼さん、杉本哲太さん、山崎育三郎さん、大倉孝二さん、賀来賢人さんなどの掛け合いがコミカルで面白い。

また1話完結型の作品になっていて、その話の中で起承転結までが全て描かれているためとても見やすいです。

木村拓哉さんと松たか子さんが主演された国民的ドラマ『HERO』で、設定を検事からビジネスロイヤーに変えたものという印象を持ってもらえれば分かりやすいかも。

こういう気軽に観れるドラマっていうのは良いですね。

 

話は脱線しますが、ひと昔前と違い、昨今ではスマートフォンやパソコンを始め、テレビ以外の娯楽が氾濫しておりますので、わざわざ毎週同じ時間に、暇を作ってテレビを見るという習慣が薄くなっているように思います。

そういった点では、この『グッドパートナー』のような1話完結型だったり、NHK の朝ドラのように15分という短い時間で済むドラマはお手軽で楽しみやすい。しかも朝ドラの場合、仮に見逃しても再放送を流してくれるし、翌日の放送分をみれば、前回のあらすじ的なものを紹介してくれるという親切さ。

ここから思うのは、最近は何をするにもお手軽、気軽なものが好まれているのかなと思います。勿論、少し前に話題となった『半沢直樹』のような例外もあると思いますが、やはりお手軽感というのは、それだけである程度の需要があるような気がします。

 

話を戻します。『グッドパートナー』のもう一つの面白さは、ビジネスロイヤーというものに焦点を当てたことだと思います。全ての弁護士モノのドラマを観ている訳ではないですが、僕の印象だと今までの弁護士モノというのは、『七人の女弁護士』や今期で嵐の松本潤さんが主演をされている『99.9 -刑事専門弁護士-』などのように、刑事裁判を扱ったものが多かったように思います。

そこにきて、企業間トラブルを専門にした弁護士というのは、何だか新鮮なように感じました。【弁護士の料金システムってこういうのもあるんだ】とか【契約書ってやっぱりこんなに大切なのか】みたいな事が分かります。

本物のビジネスロイヤーからすれば『こんなのあるわけないよ』みたいな感想を持たれたりするかもしれませんが、僕は法律や弁護士関係の知識なんて皆無に等しいので、やっぱり楽しめました。

 

というこどで、とりあえず今期はこの『グッドパートナー 無敵の弁護士』は引き続き観ていきたいと思います。

 

最後に。

竹野内豊さんめちゃイケメン。

映画『東京無国籍少女』の感想

東京無国籍少女を観ましたので、その感想をぼちぼちと。

この映画は『スカイ・クロラ 』や『機動警察パトレイバー 』でおなじみの、押井守監督の実写映画です。

主な出演者は清野菜名さん、金子ノブアキさん、りりぃさん、本田博太郎さんなどです。

 

この映画は序盤、どことなく幻想的な始まり方をします。それから多少の波はありつつも、基本的には静かな雰囲気で進んでいくのですが、ラスト近くになってくると、それが一変していきます。

たぶん好き嫌いがはっきりと別れ、とても人を選ぶ映画だと思います。

 

ちなみにこの映画は【ラスト15分。この結末は予想できない】という煽りなのですが、確かに僕はまったく予想できませんでした。

 

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

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戦場のメリークリスマスについて。そりゃ名作になりますわ!

 初記事で上手く伝えられるか不明ですが、勢いで書きます。

 

 今回語るのはタイトルにある通り、言わずと知れた大島渚監督の作品『戦場のメリークリスマス』についてです。

 

 英国アカデミー賞の作曲賞を獲得した坂本龍一さんの耳に残るあの音楽や、今や世界の北野武となったビートたけしさんの「メリークリスマス。ミスターロレンス」の台詞などが有名であり、知らない人の方が少ない映画だと思います。

 

 映画観賞が趣味の一つであるのですが、実はこの作品を見たのは結構最近の事です。今まで見なかった理由は、皆が名作と褒めてるからって俺は流されないぜ、みたいな器の小さな理由なのですが、これは失敗でした。

 上映から三十年以上経っているにも関わらず、現代でも十分、いや、十二分に通用するであろうストーリー。戦争を扱った映画でありながら銃撃のドンパチみたいな戦争シーンが一切出てこないというのを三十年も前に作ったというのは、実はめちゃくちゃすごいことだと思います。

 まあぶっちゃけ、最初の方は『たけしさんや坂本さん若いなー』とか『デヴィッド・ボウイめちゃハンサム』という感想しかなかったのですが 最後まで観た感想を一言で言えば、そりゃ名作になりますわ!

 

 物語が進むにつれ、僕はどんどんと話に引き込まれていきました。とはいえ、この映画の様々なテーマ(おそらくこの作品のテーマは文化の違い、異文化交流、戦争の狂気などと思います)を深読み出来る程の感性や知性は僕には残念ながらありません。僕が一番引き込まれたのは、やはり皆が知る最後のあの「メリークリスマス。メリークリスマス。ミスターロレンス」とたけしさんが言って終わるあのシーンと、そこに至るまでの過程でした。

 

 ここからは少し長くなります。また作品の内容(ネタバレ)を含むのでお気をつけください。

 

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